秋とThe Flaming Lips(死にたい季節と殺したい季節) 【日記 - 2021.11.01】
…やー、最近なんかまた死にたいね。
でもなんていうか、「俺は今すぐこの世から消えなきゃだめだ!」とか「もう耐えられない!死ぬしかない!」みたいなテンションとは明らかに違う。
辛く苦しいことは間違いないんだけど。"ある程度の痛みは伴うが確実に死ねるボタン"があれば迷わず押してるってくらい。
実はこれは19際の頃から絶え間なくずっとそうで。
生きることには莫大なエネルギーが(ぼくにとっては)必要で、例えば電車に乗るとき空いてるのにぼくのとなりに座らない…ってことは見た目が異常か、とてつもない匂いを放ってるんじゃないかとか。一年以上前の会話で間違えたことを相手に不快な思いをさせてないか、とか。全く関係ない人が全く関係ない人に怒られてるとその日の夜にそれがフラッシュバックしたりね。ぐるぐるぐるぐる考えて…
そんなことが日常に死ぬほど溢れてる。
何年(何十年になろうとしている)のひきこもりを経たからかもしれないが、すこしでも問題や壁に直面するととてもつらい。その敏感な場面での、辛さを回避するためにやってきたことが、逃げ道を塞がれて自分自身と直面せざるを得ないという状況に陥るわけで。
これを繰り返す事によっておそらく人は経験をつんでいくわけだけど、ネタに昇華したり(Twitterに書く)や、自分の中でどうでもいいしまぁ別に…(沢尻エ○カ)みたいな冷めたフリをするのも、いちいちプライドが高い事が邪魔してくるし。どんな場面でも対面することから逃げ続けている。いっそすべて投げ出したくなるんだよね。
具体的にどうこうあるわけではないけど25歳中卒無職ニートというのはあまりにも、巨大で具体性を持ったでっかい化け物は、毎日追いかけてくる。両親の退職、体調不良により休職したへの支援。もうぼくに残された時間なんてほとんど、いやとっくに無い。
自分語りスマソ。そんな中でも音楽は聴いていて、フレーミング・リップスをよく聴いています。
スペーシーでドリーミージャンキーで、逃避の音楽にはもってこいだし、精錬された完璧なポップスと言うよりヘロヘロ歪みきってのたうち回るようなギターが、不安定な自分の気持ちと秋のコロコロ変わる天気と何となくマッチするような気がして。
それと同時に、フレーミング・リップスといえば多幸感みたいなイメージがあるみたいでますが、このアルバムはヒリヒリとして誰も寄せ付けないぞという感覚も持ち合わせているような気がします。「お前、俺に関わったらころすぞ。」みたいな。そのイラつきやピリつきやダルさに救われることもあるんです。
代弁までは行かなくとも、表現として"それ"が存在している嬉しさがあるんです。
死にたい。それ以上に自分を殺してやりたい。そんな僕に、そしてこんな季節に。
無論、そこには他人がどうこう入り込む余地などなく、俺の人生を最後まで責任持てるやつ以外寄り付いてきたらぶん殴るぞ。という気持ち。
ただ、声をかけてくださったり心配してくださるのはすごく嬉しい(同時に申し訳ない)。
優しいみなさんには、どうか、幸せとまでは行かなくても、なにかいいことがありますように。
いよいよ寒くなってきましたね。日が落ちるのも早いし毎日コロコロ気温もかわる。体調には気をつけましょうね。
2021年の秋、どうかお元気で。